革細工の道具:革パンチ 前編

革パンチ ものづくり
革パンチ

革細工の道具たち

革を切って縫って作る革細工では、普段見かけないような珍しい道具たちを使います。このシリーズでは、革細工で使われる道具たちを紹介していきます。

革パンチ

革に円形の穴を開けるのに使われる道具。アンパンチのパンチではなく、穴あけパンチのパンチです。正式名称をハトメ(鳩目)抜きといいます。

私が持っている革パンチを並べてみました。必要に応じて買っているので、メーカーばバラバラです。

ちなみに最近購入したのは一番右の大きいもので、直径24 mmもあります。iPhone16のカメラが大きくなったので、そのケースを作るうえで必要になりました。スマホカメラの進化をこんなところでも感じます。

さて画像の右と左にあるパンチは異なる規格で作られています。左が『号』、右が『mm』です。『mm』はそのままパンチの直径をミリメートルで示していますが、『号』は 0.3mm/号になっています。つまり、

3号が、0.3×3=0.9mm

4号が、0.3×4=1.2mm

というように号数に0.3mmをかけたものがパンチの直径になります。

『号』のパンチたちを拡大してみました。左から、3、4、5、7、8、12、15、18、40号です。3から5号までは、革を縫う際の穴を開けるために使っており、使う糸や針の大きさに合わせてどのパンチを使うか選んでいます。より大きな7、8、12、15、18号は、ばねホック用の穴を開けるために使います。

『mm』のパンチの拡大写真です。左から、1、3、5、9、10.5、12、24 mmです。

それぞれでパンチした革を並べてみました。きれいな円形が作れています。

さて、ここまで革パンチの種類を紹介していきました。そもそもなぜこんなに多くの革パンチが必要なのか、後編で紹介していきます。

革パンチで作られた小物たちは、ショップLeather & Laser にてご注文いただけます。あなただけのオリジナル革小物を、使い手とともに変化が楽しめる本革にて提供しています。

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