iPhone16ケース作成記 前編

革ケースの縫い工程 ブログ

2024年時点で最新のiPhoneであるiPhone16。ショップ Leather&Laser にてさっそくケースの注文をいただきましたので、購入者様の許可の上で作成記を紹介していきます。まだiPhone16の情報は少ないですので、ぜひ参考にしてみてください。

今回のケースの特徴は、なんといっても左利き仕様。開きが逆になります。鳥獣戯画のレーザー刻印をし、肩から紐でぶら下げられるようにしていきます。今回もタンローヌメ革を使って加工していきます。

裁断

タンローヌメ革とケース

まずは一枚の革を裁断し、カメラの穴を開けます。革パンチの前編後編ブログでも書きましたが、 iPhone16はカメラレンズが大きくなっており、24 mmのパンチが必要になりました。

裁断し穴を開けた様子

縫い合わせ

次に、縫う箇所の菱目打ちを済ませます。ショルダーストラップ用のトチカンの穴も開けておきます。

革の準備ができたら、iPhoneを固定するクリアケースの加工に入ります。穴を開ける位置にマジックで印をつけたら、これを目印にクリアケースに穴を開け、革と一緒に縫っていきます。

クリアケースと革を両面テープでとめる場合が多いようですが、私はしっかり固定できるため、縫う方法を採用しています。革ケースは長く使っていただき経年変化を楽しんでほしいと思っているため、手間はかかるものの手縫いにこだわっています。

穴あけは、卓上ドリルで行います。ここでは1.5mmのドリルを使っています。

穴あけが終わったら、縫いの過程に入っていきます。革とクリアケースを合わせて「馬」に挟んで縫います。「馬」は英語では lacing ponyと呼ばれる道具です。日本でも「馬」ではなく英語名の「レーシングポニー」のほうがよく使われているようです。レーシングといっても、競争(race)ではなく縫い合わせる(lace)方のレースです。使用時の様子が馬にのあっているように見えることから、レーシングポニーと呼ぶようです。

この馬は自作です。自分の座高に合わせて作りました。市販品より高さがあります(^_^;)

自作レーシングポニー

横から見るとこのようになります。

レーシングポニーで縫っている様子

ここまで、iPhoneケース作成の縫いのステップまで紹介していきました。後編では、完成までのステップをみていきますのでお楽しみに!

こちらで紹介したiPhoneケースはショップLeather & Laser にてご注文いただけます。あなただけのオリジナル革小物を、使い手とともに変化が楽しめる本革にて提供しています。

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