ショップ Leather & Laser にご注文いただいた iPhone16 のケース作成の様子を、前編に引き続き紹介していきます!
縫い合わせ確認
前編では、レーシングポニーを利用し縫い合わせていく工程まで紹介しました。縫い合わせが終わるとこのようになります。


ストラップをつけるトチカンも確認できると思います。トチカンはネジで止めていますが、使っているうちにネジが緩んで外れてしまうことがあるので、私はネジ緩み止めを使ってしっかり固定しています。
この接着剤にもこだわって選んでいます。今回はロックタイト社製「243」を使いました。

これは嫌気性接着剤というもので、酸素が遮断されると固まる性質を持っています。もし接着剤がネジからはみ出てしまうと、はみ出た部分は空気に触れているため固まりませんが、逆に革を汚してしまうデメリットがあります。そのため、つまようじの先に接着剤をごく少量つけ、ネジに塗るようにしています。このように手間はかかりますが、よく使われているゼリー状瞬間接着剤より固定力が強いため、「243」といった嫌気性接着剤を使っています。
さて、ここでケースを閉じた状態を見てみましょう。左利き仕様になっているのがわかりますか?今回作っているのは左利き用ケースですので、よくある右利き用のケースとはフタの開きが逆になっており、左手で開けやすくなっています。

レーザー刻印
ケースが縫い終わったら、レーザー刻印をしてカスタマイズしていきます。レーザー刻印機を使い、リクエストのあった鳥獣戯画のキャラクターを刻印していきます。
完成
刻印が終わると、iPhone16ケースの完成です。今回のケースは、開くと「弓を持ち矢を射る兎」と「的と狐」のセット柄になります。ケースの中で鳥獣戯画の一場面が繰り広げられる、ユニークな仕上がりになりました。

こちらで紹介したiPhoneケースはショップLeather & Laser にてご注文いただけます。あなただけのオリジナル革小物を、使い手とともに変化が楽しめる本革にて提供しています。
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